背中にきびを潰すことで生じる事って?

背中にきびは、膿をもつことがあります。膿をもつと見た目や感触が気になりますので、ついつい潰してしまうことがあります。

しかし、潰すと皮膚の表面だけでなく真皮にまで影響を及ぼすような傷ができてしまって、後々にきび跡として残ってしまうことがあります。表皮の傷ならそれほど深刻な傷ではありませんので自然に治りますが、真皮までいってしまうと治るのに時間がかかります。

皮膚トラブルの原因

背中にきびは潰さなくても摩擦によって刺激を受けて皮膚トラブルになる
ケースもありますので、なるべく刺激を与えないように生活をしなければなりません。

潰すことによって起こるダメージは他にもあります。傷をつけることにより皮膚の防御反応が働いて、メラニンの生成が増えます。その結果、色素沈着を起こしてしまう可能性もあります。

色素沈着というと紫外線による影響という印象が強いのですが、摩擦によっても起こり得ますので、にきびなどの皮膚トラブルがある時には気をつけなければなりません。

背中にきびから血が出てきた時の対処方法について

背中にきびがひどくなると血が出てしまうことがあります。化膿したり腫れてしまったにきびが潰れることにより出血したり、無意識に手が伸びてしまい潰すことが原因です。

薬用の石鹸でこすらない

背中にきびの状況が進行していくとつぶれた後に落ち着いたとしても跡が残ってしまうため注意が必要です。自分でできる対処法としては、薬用の石鹸でこすらないように洗い、すすぎ残しが内容にすることです。

洗った後には、背中にきび用の化粧水をつけ、汗はこまめにふくことです。髪が長い人は、背中に髪がついて刺激を与えないように、髪をくくるなどヘアスタイルを選ぶようにします。

また、無意識ににきびを潰してしまう癖がある人もいますが、跡が残りやすいため、意識してつぶさないようにします。

自分でできるケアには限りがあるため、一番理想的なのは皮膚科を受診することです。背中にきびの数が多かったり出血箇所がいくつかある場合は早めに受診します。

病院であれば、抗生物質などを処方してもらうことができ、治りも早くなります。